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主体性を発揮した人は・・・

昨日の午前中、とある大学の一室である試験監督官を務めてきました。前職の関係から試験監督等の依頼をいただき先月、今月と2回にわたり実施してきたものです。

この試験は合格点に達すれば国家試験の一部が免除されるという大事な試験です。合格すれば10月にある国家試験受験時には専門科目のみ受験できるシステムです。これからの期間をそちらの学習に専念できるという大変大きなメリットがあります。

そのような試験なのですが、やはり大学生でも受験に前向きな人とそうではない人もいるようです。先月実施時に惜しくも合格に満たなかった方が多数今回受験されていたのですが、概ね合格点に達していそうな人とそうでない人はあきらかに受験態度が異なっていました。

前回惜しかった方で今回再チャレンジした人には見違えるほどの高得点を取られている人も数人いました。相当悔しかったのでしょう。それは共に受けた友達が合格する中で自分は落ちてしまったということかもしれませんし、人との比較ではなく相当のくやしさが勉強の糧になった人もいると思います。

半面、前回とあまり変わらないか逆に悪くなったような人、あるいは試験そのものを放棄した人。残念ながら数人いらっしゃいました。当然のことではありますが、試験中に居眠りをしたり、回答を埋めるのは早いが考えている風ではないという人はやはり点数は悪いようです。半面前回よりはるかに点数が高い人は問題文の読み方なども丁寧で一言一句を見逃すまいという姿勢、時間をフルに使って見直しも怠りなくやっている姿がありました。

そういう姿を思い浮かべながら、やはりまだやらされ感のある人は厳しい現実があり、主体的に自らの劣っていた点を反省し勉強に打ち込んできた人は高得点に結びつくという違いがでてきました。

さらにしっかり得点できた人は顔つきにも自信がみなぎっている人が多かったです。気持は表情や態度にも出てきますからね。たった1か月の取り組みの違いでこんなにも違いが出ることを目の当たりにしたわけです。博多プレースの利用者の方は自ら進んで学習をする方々ばかりですが、それでも不安にかられ勉強が手につかなくなってしまう方もいらっしゃいます。そんな時こそ、そっと気持ちのどこかを支えたり叱咤激励してあげられるような場にしていきたいと思った一日でした。

試験イメージ

 

2016-07-25 | Posted in BlogComments Closed